弁護士紹介
弁護士 立花 隆介
(たちばな たかすけ)
兵庫県弁護士会所属
平成13年に司法試験に合格した後、研修を受けた法律事務所で「過労死・過労自殺(自死)」というものに初めて接しました。「働き過ぎで人が死ぬ」という事実に驚くとともに、その不合理さも感じたのを覚えています。また、大切な家族を失った遺族の置かれた状況を知り、その気持ちを聞くにつれ、そのような遺族の力になりたい、過労死をなくしたいと考え、弁護士登録をした後も、過労死・過労自殺案件の労災申請や勤務先企業への損害賠償請求等の事案に携わってきました。
姫路、播磨地域を中心に弁護士業務をしていますので、過労死・過労自殺(自死)の案件のみを専門的に扱っているわけではありませんが、過労死弁護団等の会合にも積極的に参加して、この20年間で多くの案件を担当し、労災認定を得たり、勤務先企業からの損害賠償を勝ち取ってきました。本来的には、過労死・過労自殺(自死)事件がなくなることが一番望ましいことですが、未だに、過重な労働を強いられ、死に至る方も、また死に至るまではなくとも健康被害を受けている方は多くおられます。
弁護士として、これまでの経験を活かして、過重労働の被害に遭われている方の支援を続けていきたいと思っています。
また、現在は、過労死等防止対策推進法に基づき、厚生労働省が実施している「過労死等啓発授業」を担当するなどしています。これから社会に出る高校生や専門学校生、大学生に対して、過労死等の問題を知ってもらうと共に、種々の労働法(ワークルール)の講義を行い、過労死等の防止のための活動も行っています。
経歴
- 昭和53年生まれ
- 平成8年3月 兵庫県立姫路西高校卒業(第48回生)
- 平成9年4月 京都大学法学部入学
- 平成14年3月 京都大学法学部卒業
- 平成14年4月 司法研修所入所(第56期)
- 平成15年10月 弁護士登録。山田法律事務所(後の「山田・立花法律事務所」)にて執務。
- 令和2年9月 ひめじ立花法律事務所開設
事務所総合サイト
弁護士 土居 由佳
(どい ゆか)
兵庫県弁護士会所属
過労死・過労自殺(自死)事件に関心を持つようになったのは、司法修習の弁護修習中に、過労自殺(自死)事件の被災者のご遺族にお会いしたり、修習生として、過労死弁護団全国連絡会議に参加させて頂いたりしたことがきっかけでした。
仕事に対して真摯に一生懸命に取り組んだ結果、命を落とす結果となった被災者の方、そして残されたご遺族の方の思いに寄り添いながら、被害の救済に取り組んでいる弁護士の一員になりたいと考え、弁護士として活動することになった後は、故渡部吉泰弁護士と共同受任させていただくなどして、多くの過労死・過労自殺(自死)事件に取り組みました。
とりわけ、立花弁護士とは、20年以上にわたって、同じ姫路で活動する弁護士として、過労死・過労自殺事件に共同で取り組んだり、研究会に参加したりして、協力しながら研鑽を続けてきました。
これからも、働きすぎ等が原因で亡くなったり病気になったりすることのない社会を目指すとともに、被害に遭われた方の救済に尽力していきたいと考えております。
経歴
- 大教大附属天王寺高校(大阪教育大学教育学部附属高等学校天王寺校舎) 卒業
- 京都大学法学部 卒業
- 平成14年10月 弁護士登録(第55期)、姫路総合法律事務所に入所